隣家などによる影の影響を判断するソフト

日当たり判断


「日当たり判断」は、隣家や木など、日射を遮る物によってできる影をシミュレーションし、影の影響を確認することができるソフトです。
「日当たり判断」は、Pro版に付属しています。


日当たり判断とは?
冬の日射を住宅内に取り込むことは、暖房費を節約するのに非常に有効です。
日本では土地が狭いために、隣家によって日射を遮られることが多くなります。「日当たり判断」ソフトを利用することで、どの位置に窓を設けると日射をうまく取り入れることができるかを判断することができます。
また、温暖な地域では夏に日射を遮ることも重要です。南や西面に広葉樹を植樹して、夏の強烈な日射を和らげることは、冷房費の節約になります。12時ころ太陽高度が一番高い時刻では庇のような日射遮蔽物が有効に働きますが、14時以降の太陽高度が下がってくる時刻では、庇だけでは十分な日射遮蔽を行うことができません。広葉樹を窓の前に植えることで、太陽高度が下がってきている時刻の日射を和らげることができます。特に夏の西日は庇では遮ることができないため、西側の窓の前に広葉樹を植えることは、省エネには効果があります。

「日当たり判断」は、日射遮蔽物の幅や高さ、窓の位置などのデータを入力することで、指定された日時の影の位置を視覚的に確認することができます。
特徴
  • 隣家などのよる影の動きを視覚化
  • 日・時・分を指定して、影を確認することができる
  • 指定した一日の影の動きを自動的に連続で再生することができる
  • 全国840箇所の緯度・経度を登録済み
簡単な設定
メイン画面 メイン画面
都道府県・市町村名、遮蔽物の寸法、窓の寸法・位置などを入力します。
都道府県名・市町村を選択すると、自動的に緯度・経度が入力されます。

すべての項目を入力したら、「計算」ボタンをクリックします。
計算結果
指定された日時の影を視覚化します。

指定した一日の影の動きを自動的に連続で再生することも可能です。
表示された図は、拡大・縮小することができ、図をドラッグ&ドロップすることで表示位置を変更することができます。
「日当たり判断」を使用していただくことにより、隣家や木などの影がどのように移動するかを確認し、適切な位置に窓や日射遮蔽物を配置することで、効率的に日射を制御することができます。
日本は、住宅のために広い敷地を用意することは難しいため、どうしても隣家などの影の影響を受けることになります。日本人は開放的な住宅を好むため窓面積を大きくする傾向がありますが、窓は日射の影響が大きいことと、断熱材と比較して断熱性能が低いため、窓からの熱損失が大きくなります。そのため、ただ適当に窓を配置するのではなく、日射や熱損失の影響を考慮することができれば、コストをかけずに省エネを実現することができます。
「日当たり判断」を使用することで、日射を効率的に利用するような窓や間取りの配置を考えていただき、より省エネな住宅を設計するツールとしてご活用ください。


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